血圧を下げる食べ物【寒天】には、がん細胞を殺す効果もあります!

血圧を下げる食べ物

・寒天に血圧を下げる効果があると聞いたけど、成分や高血圧を予防する仕組みについて知りたい

 

・寒天を食べる時の、注意点ってあるの?

…こんな疑問を持つ方向けの記事です。

 

本記事の内容

・寒天の血圧を下げる成分と効果

・寒天を食べる時の注意点

筆者は2020年1月まで高血圧で悩んでいました。しかし、生活習慣の見直しと改善を行い、2020年9月には、上の血圧を130台まで下げることに成功しています。

2020年12月からは、高い下の血圧の本格的な改善に乗り出し、少しずつ効果が実感できているところです。

詳しくは、当サイトのトップページに筆者の血圧の推移をグラフとして掲載してありますので、ご参考ください。

 

寒天の血圧を下げる成分と効果

寒天の材料は、テングサやオゴノリなどの海藻です。

テングサやオゴノリを煮て溶かし、凝固・乾燥させて作った物が寒天です。

注目成分

・食物繊維(アガロース)
・アガロオリゴ糖

寒天を食べることで、なぜ血圧が下がるのでしょうか?

…その仕組みを知るためには、高血圧の原因から話す必要があります。

 

高血圧の原因とは?

動脈硬化と血管プラーク

下記の書籍の中で真島康雄医師は、高血圧の原因は油や食品から摂る脂質の余剰分が、血管壁内に入り込んで堆積し血管プラークを形成することで起こる、動脈硬化にあると言います。

簡単に言うと、

・高血圧の原因は動脈硬化。

・動脈硬化は、血管プラークが血管内に堆積することで起こる。

・血管プラークは、脂質の過剰摂取によって厚みを増していく。

上記のようになります。

 

マクロファージ

マクロファージは免疫細胞の一種で、血液内に居る時は白血球の一種・単球として存在し、血液外へと出るとマクロファージへと姿を変えます。

マクロファージは、がん細胞やウイルスなどをむしゃむしゃと食べてくれるため、私たちが生きていく上で必要不可欠な存在です。

そしてマクロファージは、血管壁内に堆積する血管プラークさえも食べて減らしてくれる、と真島医師は言います。

しかし、マクロファージはただでさえ普段から、がん細胞やウイルスなどを食べる仕事で忙しいのですが、人間が一日に摂取すべき脂質量を超えて余分に油をとりすぎると、マクロファージが血管プラークを食べて減らすよりも、血管壁内にプラークが溜まっていく分の方が上回ってしまうのです。

高血圧を改善したい場合、良い油、悪い油、酸化した油など関係なく、食品に含まれる脂質も含めて、1日の脂質摂取量の合計がどれくらいであるのか、しっかりと把握しコントロールする必要があります。

寒天が高血圧を下げる仕組みについては、3項目後の、なぜ寒天が血圧を下げるのか?で解説します。

 

食物繊維

寒天の主原料であるテングサには、アガロースと呼ばれる中性多糖が含まれています。

アガロースは、水溶性の食物繊維です。

寒天には、棒寒天、粉寒天、糸寒天など、色々と種類がありますが、棒寒天には70%を超える食物繊維が含まれ、全食品の中でも食物繊維量ではトップクラスとなっています。

食物繊維が多い食品を摂ると、食品が消化されて体内に吸収されるスピードが普段と比べて遅くなるため、血糖値もゆるやかに上昇するようになります。

また、食物繊維は腸にたまった老廃物や、とり過ぎた栄養分を包み込むようにしてその身に吸収させ、体外へと排出する働きをすると言われています。

ダイエットにも寒天が有効であると言われているのは、寒天に含まれる豊富な食物繊維の効果によるものと考えられます。

 

アガロオリゴ糖

寒天のアガロースを酸化&加熱することで、アガロースを構成する要素の一部が切断されて、アガロオリゴ糖と呼ばれるオリゴ糖が生成されます。

宝酒造はマウス実験によってアガロオリゴ糖に、がん細胞を殺す働きがある事と、がんを予防する効果がある事を突き止めて、その成果を世間に発表しています。

また、寒天を普通に食べるだけでも私たちの胃酸によって、アガロースからアガロオリゴ糖が生成される事も分かっています。

 

なぜ寒天が血圧を下げるのか?

真島医師の書籍によると、寒天と同じテングサなどを原料として作るところてんを多く摂取する人は、ところてんを摂らない人よりも、血管プラークの減少幅・速度が、多い・速いことが分かっているそうです。

ちなみに真島医師は血管エコー検査で、患者さんの全身8か所の血管プラークの厚みを0.01mm単位で測定し、医師の食事指導によって、どんな食品がプラークの厚みを減らしたのか、増やしたのか…など、写真も含めて数多くのデータ・証拠を積み上げています。

しかし真島医師の書籍やHPにおいても、ところてん(テングサ)のどんな成分や要素が血管プラークを減らす事に寄与したのか、医師自身も確証を得るに至ってないそうです。

よってここからは推測であり仮定の話となりますが、寒天が高血圧を改善させる仕組みについて、当サイト独自に考察してみたいと思います。

【仮説①】 寒天の食物繊維が食事から摂取した余分な脂質を包み込み、血管壁内に沈着させずに、そのまま体外へと排出させた。

血圧を上げる主要因は、血管プラークによる動脈硬化です。

毎日ところてんを食べる人は、そうでない人と比べて血管プラークの減り方が早かった…と真島医師が言われるのは、その患者さんが食事から摂る脂質の多くを、テングサの食物繊維が包み込んで体外へと排出したために、プラークとして血管壁内に溜まる分が少なかった事によるものではないかと、考えられます。

 

【仮説②】 アガロオリゴ糖がガン細胞を殺すことでマクロファージの仕事量を減らし、その仕事をいつも以上に血管プラークの貪食に割り当てられた

マクロファージには、がん細胞やウイルス、血管プラークを食べるなど、沢山の役割があります。

アガロオリゴ糖には、がん細胞を殺す作用がある事が分かっているので、その作用によって間接的にマクロファージの仕事を助けた…と考えられるのではないでしょうか。

また、【仮説①】と【仮説②】の効果が、同時に発生していることも考えられます。

あくまで推測の域を出ませんが、真島医師がたくさん積み上げている事実とデータからも、いずれによせテングサを原料とした食品が、動脈硬化の改善(高血圧の改善)に寄与している事は間違いないと言えると思います。

 

寒天を食べる時の注意点

寒天の種類

棒寒天、糸寒天、水で戻す必要のない粉寒天など、寒天には種類があります。

しかし、食物繊維の含有量や摂取量は種類によって違いがないと言われていますので、調理に応じて使いやすい寒天を選べば良いと思います。

ただ、Amazonのレビューを見ていると、糸寒天の方が圧倒的に料理に使いやすい、という意見が多いようです。

置き換えダイエット

寒天には、他の食事などからとる栄養素の余剰分などをその食物繊維の中に包み込むようにして体内へ吸収させずに、体外へと排出する機能があります。

いつも白米ごはんを食べるところを、代わりに寒天を食べるなどの置き換えダイエットをする人の中には、度が過ぎて貧血やめまいを起こす方もいるようです。

これは、基礎代謝に必要な最低限度の栄養も、寒天の食物繊維が体外へと排出してしまったために起きたと考えられます。

寒天ばかり食べるような極端なやり方は控えて、普段とっている食事メニューに寒天を加えるなどして、無理のない摂取を心掛けましょう。

 

寒天サラダ

扱いが面倒くさいと思われがちな、棒寒天を使ってサラダを作ってみました。

作り方

① 棒寒天の半分程度を、3~4分ほど水につけて戻します。

水で戻し、手でちぎれるほど柔らかくなった棒寒天

② 水気をよくしぼったら食べやすい大きさになるよう、手で寒天をちぎります。

③ 後は、お好みの野菜や具材を使ったサラダにちぎった寒天を加えて和えるだけ。

 

とても簡単に調理できるので、寒天の効能・効果を試してみたい方は、まずはお手軽に作れる寒天サラダからトライしてみてはいかがでしょうか。

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