血圧を下げる食べ物・昆布【食べない理由が見つからない!】

血圧を下げる食べ物

・昆布は高血圧を下げるの?

 

・血圧が高いんだけど、こんぶの栄養素や成分について知りたいな

…こんな疑問を持つ方向けの記事です

 

本記事の内容

・高血圧の本当の原因
・こんぶの血圧を下げる成分、栄養素
・食べ方、注意点

 

筆者は高血圧で悩んでおり、2020年1月に血圧の上が180~190台ありましたが、生活習慣の改善と見直しを行い約半年で、血圧の上を130台まで下げることに成功しました。

現在は、高い下の血圧の改善に取り組んでいます。

 

高血圧の本当の原因


話の根拠は、医師が書いた下記の書籍です


真島医師は10年以上、3万人を超える患者さんの血管内部を血管エコー検査によって観察・分析し、食事療法によって動脈硬化の改善実績を、1000例以上あげています。

高血圧の主な原因は3つ

① 肥満
② 脂質の過剰摂取で油の微粒子が血管壁内に沈着して起こる血管プラーク堆積による動脈硬化
③ 自律神経の失調状態によるもの(女性の5%程度)

今回は、②脂質のとり過ぎによる動脈硬化 を取り上げます。

私たちは普段の食事で、油や食品からとる分によって脂質を摂取しています。

脂質は生きていく上で最低限は必要ですが、真島医師によると健康に良いとされる油も、悪い油も、酸化した油も関係なく、過剰摂取した脂質はすべて、血管内皮細胞のすき間に入り込み血管プラークを形成する材料となってしまいます。

そして脂質の過剰摂取をつづけると、血管プラークがどんどん溜まり厚みを増していき、血管内腔が狭くなるため血管の内側を流れる血液の、内壁に加える圧力(血圧)が上がって高血圧となります。

恐ろしいことに、血管プラーク堆積による動脈硬化を放置しておくと、心筋梗塞や脳梗塞などの死に繋がる病気を引き起こしたりします。

血管プラークと免疫細胞

しかし、血管プラークは減らせるという、確かな事実があります。

真島医師は食事療法の前後に、患者さんの血管内部を血管エコー検査で調べますが、同時に写真撮影も行います。

0.01mm単位でプラークの厚みの変化を測定できる真島医師のエコー写真は、脂質の過剰摂取を減らす食事指導によってプラークの厚みが減るという事実を証明する、何よりも強力なエビデンス(動かぬ証拠)と言えるでしょう。

血管プラークを減らすためには1日の脂質摂取量が、ある一定ラインを超えてとり過ぎないようにするのが大前提です。

そして、血管プラークを減らしているのは、私たちの体内にいる免疫細胞の一種・マクロファージです。

マクロファージは私たちの体の中で毎日発生するガン細胞や、外から侵入してくるウイルスをむしゃむしゃと食べています。

このマクロファージが、血管内壁の血管プラークも食べて減らしてくれているのです。

しかし、ある一定ラインを超えて脂質をとり過ぎてしまうと、マクロファージが食べて減らす分よりも、血管壁内にプラークが溜まっていく分が勝ってしまいます。

動脈硬化が原因の高血圧を改善する方法は、2つ

(A)脂質の過剰摂取をしないこと
(B)マクロファージを活性化させて食べる能力をアップさせること

(A)をしない事には、いくら(B)の方法を行ってもプラークは減りません。

脂質のとり過ぎをやめることが大前提です。

そして昆布には、マクロファージを活性化させる成分が含まれています。

 

こんぶの血圧を下げる成分、栄養素


注目成分

・フコイダン
・アルギン酸
・β-カロテン  1,100μg  真昆布
・β-カロテン  2,700μg  日高昆布
・ビタミンC  25 mg

参考

・脂質  1.2g  真昆布

 

フコイダン

フコイダンは、昆布以外にもモズクやワカメなどの海藻類にふくまれる、ぬめり成分です。

真島医師は、このフコイダンが血管プラークを食べて減らしてくれるマクロファージを活性化させる働きを持っているため、積極的に摂るよう推奨しています。

調べてみると、フコイダンには免疫力強化作用以外に、ガン細胞に対するアポトーシス作用がある事もわかります。

アポトーシスとは、細胞にあらかじめ組み込まれているプログラムされた死、の事です。

フコイダンを摂取することで、体内のがん細胞を死へと導く効果がある訳です。

マクロファージは普段からウイルスやがん細胞を食べたり、血管プラークを食べたりと沢山の仕事をしています。

個人的な見解ではありますが、フコイダンがガン細胞を殺してくれるのであれば、マクロファージの仕事量が少しは減って、その分を血管プラークを食べる仕事に回せるため、昆布を食べることでいつも以上に血管プラークを減らせるのでは、と考えられます。

 

ビタミンC

意外に思われるかもしれませんが、昆布はビタミンCを豊富に含む食品です。

免疫細胞も私たちと同じように、細胞から出来ており、エネルギーがないと良い仕事ができません。

マクロファージがモリモリ元気に仕事をするために、ビタミンCは大切なエネルギーなのです。

しかし、ビタミンCの摂取が大切とよく言われますが、ビタミンCをただ摂取するだけでは、体内でその成分を活かすことが出来ないことは余り知られていません。

ビタミンCの効能を活かすには、体内でビタミンCを合成しないといけません。

ですが、私たちは自力ではビタミン類を合成できないのです。

ビタミン類を合成してくれているのは、実は腸内細菌です。

次のアルギン酸の項でも、腸内細菌を取り上げます。

 

アルギン酸

アルギン酸は、昆布に含まれる水溶性食物繊維の一種です。

野菜の食物繊維や、海藻・藻類の食物繊維は、マクロファージの活性化と関連性があります。

食事として食物繊維を摂取すると、腸内で食物繊維をエサとして善玉菌が増えます。

その増えた善玉菌によって、マクロファージなどの免疫細胞が元気になるのです。

よって、食物繊維はマクロファージの活性化に結び付くと言えます。

また、食物繊維は他にも大切な働きをしています。


この本によると腸内細菌は、私たちが食事などから摂取したビタミン類を合成してくれているそうです。

腸内細菌がビタミン類を合成することで、私たちはその栄養を活かすことが出来るのです。

また、腸内細菌の合成力は、食物繊維の摂取量によってアップする事も、上記の本に書かれています。

前項で紹介した昆布のビタミンCもマクロファージを活性化させる成分ですが、食物繊維も意識して食べることで腸内細菌によるビタミンCの合成力を高めて、ビタミンCの持っている力を最大限に活かすことが出来ると考えられます。

その意味で言うと、食物繊維とビタミンCが一緒に含まれている昆布という食品は、マクロファージの活性化のために有効的な食品であると言えると思います。

β-カロテン

・β-カロテン 1,100μg  真昆布
・β-カロテン 2,700μg  日高昆布

緑黄色野菜に含まれることで知られるβ-カロテンも、昆布には多く含まれます。

β-カロテンは、体内でビタミンAが不足した時に、β-カロテンから変換されてビタミンAとして使われます。

ビタミンAには、やはりマクロファージを活性化させる作用があると言われます。

また、ビタミンAに変換されずに残ったβ-カロテン自体も、免疫力をアップする免疫賦活作用があると言われていますから、動脈硬化の改善のためには、β-カロテンが含まれる昆布の摂取は有効的であると考えられます。

真昆布よりも、日高昆布の方がより多くβ-カロテンは含まれます。

 

食べ方、注意点


昆布を、出汁(だし)をとる目的だけに使用する人は多いでしょう。

しかし、食物繊維の有効性を考えた場合、昆布そのものを食べることには大いに意味があります。

真島医師が推奨する動脈硬化の改善方法の大前提は、脂質の過剰摂取をしないことです。

油炒めなどに昆布を加えて調理することは避けて、浅漬けやサラダなどに刻んだ昆布を加えて食べる方法は手軽でおすすめです。

ぜひ、日々の食事に昆布を加えてみて下さい。

タイトルとURLをコピーしました