血圧を下げる食べ物・れんこん【豊富に含まれる、ある成分に注目】

血圧を下げる食べ物

・れんこんの血圧を下げる成分や栄養素を知りたいな

… こんな疑問を持つ人向けの記事です。

 

本記事の内容

・真の高血圧の原因
・血圧を下げる蓮根の成分、栄養素
・食べ方、注意点

 

筆者は高血圧に悩んでいましたが、生活習慣の改善と見直しを実践し、血圧の上を180~190台から、130台まで下げました。

現在は下の血圧がまだ高い状態のため、真の高血圧の原因と向き合い改善を進めています。

 

真の高血圧の原因

高血圧を下げると期待されるレンコンの成分の前に、高血圧の本当の原因について話します。

話の根拠は、下記の著書です。


この本を書いた真島医師は、血管エコー検査によって10年以上に渡り、3万人以上の患者さんの血管内部を観察・分析し、事実に基づいた知見と食事療法によって、1000件以上の患者さんの動脈硬化を改善しています。

高血圧の真の原因について要点を簡単に話していきます。

高血圧の真の原因は、動脈硬化です。

そして動脈硬化は、油や他の食品から摂る脂質を過剰摂取する事によって、余った油の微粒子が血管壁内に沈着し、血管プラークが形成され堆積する事によって起こります。

真島医師が積み上げた膨大なデータ・事実から、健康に良いとされる油、悪い油、酸化した油など、種類に関係なく、とり過ぎた分は全てが、血管プラークの堆積に繋がる事が分かっています。

 

血管プラークとマクロファージ

しかし、血管プラークは減らせることも分かっています。

真島医師は患者さんの血管内部のエコー写真を撮影する事で、食事指導前と指導後で、どれくらい血管プラークの厚みが変化したか、0.01mm単位で測定されています。

つまり、食事を見直す事で血管プラークが減らせる事は、紛れもない事実なのです。

血管プラークが減る仕組みを簡単に説明すると、ある一定ラインを超えて脂質を過剰摂取しなければ、免疫細胞の一種であるマクロファージが、血管プラークをむしゃむしゃと食べて減らしてくれます。

マクロファージは普段から、私たちの体内のガン細胞やウイルスなども食べてくれています。

ただし、過剰に脂質を摂取すると、マクロファージが食べて減らす仕事量を超えて、血管プラークが堆積していくため、プラークは減りません。

高血圧の原因である動脈硬化を改善するためには、血管プラークを減らす必要があります。

血管プラークを減らす方法は、主に2つ。

① 脂質の過剰摂取をしないこと
② 血管プラークを食べて減らしてくれるマクロファージを活性化させること

上記のように、①が大前提ですが、マクロファージの能力をアップさせる事も重要です。

そして、れんこんにはマクロファージを活性化させる成分が含まれているのです。

 

血圧を下げる蓮根の成分、栄養素

注目成分

・ビタミンC 48mg
・食物繊維 2.0 g

参考

・脂質 0.1g

※ 上記は、食品100g当たりの含有量

 

ビタミンC

ビタミンCには、マクロファージを活性化させる免疫賦活作用(めんえきふかつさよう)があります。

蓮根はビタミンCを豊富に含む野菜のため、マクロファージを元気にすることを考えて積極的に摂っていきたい食材の1つです。

ただし、ビタミンCは水溶性ビタミンと呼ばれる種類のビタミンで、水に溶けやすく油に溶けにくいという性質を持つため、摂取する時は注意が必要です。

簡単に言えば、レンコンを茹でると、煮汁にビタミンCが溶け出してしまうという事です。

後述しますが、水溶性ビタミンの性質をふまえて調理をする事が肝心です。

 

コラーゲン生成

免疫賦活作用とは別に、ビタミンCはコラーゲンを作りだす事にも深く関与しています。

なぜ、高血圧を下げる話をしているのに、コラーゲンの話をするかというと意味があるからです。

真島医師は、油や食品から過剰に摂り過ぎて、余った油の微粒子が血管壁内のスキマに入り込んで沈着し、血管プラークを形成すると言っています。

油の微粒子が入り込む場所は、血管内皮細胞の細胞同士のスキマです。

血管壁内の血液は、大きな力を伴って流れています。

流体力学の観点から、血流の大きな力によって血管壁内に押し付けられるようにして、油の微粒子は内皮細胞のスキマに沈着していくのですが、これに抗うことは出来ません。

しかし、カサカサだった皮膚がコラーゲンの潤い効果によって、つるつるになるイメージを持って頂ければ分かりやすいのですが。

コラーゲンには、細胞同士のスキマを埋めて、ひきしめる効果があるとの事。

つまり、血管内皮細胞同士のスキマを、コラーゲンによって少しでも埋めてスキマを少なくする事で、油の沈着を減らそうという目的のために、コラーゲン生成に関わる重要成分のビタミンCを、意識して摂りましょうという事です。

 

食物繊維

私たちの腸は、マクロファージをはじめとした免疫細胞が活性化するために重要な役割をなす、舞台装置であると言われています。

食物繊維がマクロファージを元気にするために、どう作用しているか話します。

私たちが食物繊維を含む食材をとると、腸の中では食物繊維をエサとして善玉菌が増加します。

その善玉菌が、マクロファージを活性化させるのです。

よって、食物繊維は間接的に、マクロファージを活性化させる成分であると言えます。

また、食物繊維は空間が多い構造のため、油や他の栄養素をその空間に入れて、便として排出することで余計な体内への吸収を防ぐ役割もあります。

つまり、食物繊維の多い野菜などを食べることで、血管プラークの堆積につながる脂質の体内への摂取自体を減らせる…という効果も見込めると考えられます。

 

食べ方、注意点

きんぴらや油炒めは避けるべき

蓮根の調理法と言えば、ピリ辛味付けのきんぴらが思い浮かぶ人も多いと思います。

しかし、ある一定ラインを超えて油や食品から摂る脂質をとり過ぎてしまうと、健康に良いとされる油も、悪い油も、酸化した油も関係なく、全て血管プラークを堆積させてしまう原因となります。

よって、本当に高血圧の改善を考えるならば、油炒めやゴマ油などを回しかける調理法・レシピも避ける、控えるのが良いと思われます。

厳しいようですが、油炒めを避ける(控える)ことは、真島医師の書籍やHPの中でも何度も出てくる至言なのです。

 

煮汁まで飲める調理法

レンコンはビタミンCが豊富に含まれる食材です。

ただし、前項でお伝えした通り、ビタミンCは水に溶けやすく油に溶けにくい水溶性ビタミンという性質を持ちます。

生のレンコンはどうしても固いので、「茹でる」調理を用いる方も多いでしょう。

茹でる場合、煮汁に溶けだしたビタミンCも全て摂取できるような、スープなどのレシピだとベストです。

 

れんこんと相性の良い調味料

れんこんの酢漬け浅漬けなどは、高血圧を下げることを考えた場合、ベターなレシピと言えるでしょう。

酢には、血圧を下げる成分が含まれていると言われています。

また、浅漬けではそこまで発酵は進まないと思われますが、発酵食品に含まれる乳酸菌や酵母は、血管プラークをむしゃむしゃと食べて減らしてくれるマクロファージを活性化させるとの事。

高血圧の下げ方のポイントをふまえた上で、れんこんを上手く活用していきましょう。



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